ハイキングでダイエット

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「予想外」は聞き捨てできない

身の回の出来事 ] 2011/03/24(木)

もちろん僕も思っている。
「起こってしまったことを悔やむより今は次の一手」だと。
「責任追及よりも総力を挙げた被災者救援」だと。

そう考えて僕もできる範囲で救援活動を精一杯やっている。
でもそれは日記に書くようなことではないと僕は思っている。

許せないのは、この非常時を利用してどさくさまぎれに火事場泥棒的な政治利用の発言や自己保身の布石ともとれる発言を責任ある立場の者が行っていること。

このニュースの班目会見もそうだ。

「対処能力超えた」原子力安全委員長、反省の弁(読売新聞 - 03月24日 06:33)


これまでに福島県議会でも国会でも、また基本的に原発推進の立場のIAEAからも、今回の事態が起こる危険があると指摘され、緊急対応するように求められていた。それなのに本腰入れた対応をしてこなかったのだ。

■福島県議会ではこんな事実がある。

2011年3月15日付 日刊スポーツ「政界地獄耳 原発事故は人災だ」より 

---------- 引用開始 ----------

ここに1枚のペーパーがある。07年7月共産党福島県委員会が東京電力宛てに出したものだ。「福島原発はチリ級津波が発生した際には機器冷却海水の取水が出来なくなることが既に明らかになっている。これは原子炉が停止されても炉心に蓄積された核分裂生成物質による崩壊熱を除去する必要があり、この機器冷却系が働かなければ、最悪の場合、冷却材喪失による過酷事故に至る危険がある。そのため私たちはその対策を講じるように求めてきたが、東電はこれを拒否してきた。柏崎刈羽原発での深刻な事態から真摯(しんし)に教訓を引き出し、津波による引き潮時の冷却水取水問題に抜本的対策を取るよう強く求める」。同様の質問は国会でも質問し続けられたが、安全だという答弁でかわされ続けた。となればこれは人災ともいえる。

---------引用ここまで ----------

共産党福島県議団の申し入れ全文


■国会でも2005年、2006年あたりにかなり突っ込んだ質問が行われている。

地震で冷却システムの電源が破壊される可能性があることも、吉井英勝衆院議員が予測して、以下のように質問をしている。

---------- 国会議事録より引用 ----------

第164回国会 衆議院 予算委員会第七分科会
平成十八年三月一日(水曜日)

(略)

吉井分科員 今おっしゃった四分の話というのは、直下型で同時に津波が起こったときには、私はそういう発想も成り立つかと思っているんです。それをあながち否定しているんじゃないんです。しかし、チリ津波なんかのときには、そもそも周期が五十分なんですね。長いんです。そのときは、水位低下の状態が長時間にわたるわけです、二十分近くとか、あるいはもう少し長い場合とか。ですから、それは、今おっしゃったような簡単な話じゃない。
 ですから、確かに、津波が来れば、すぐその対策を遠くからの津波だったらとれるわけです。しかし、近くの津波の場合は、地震そのものの問題、浜岡でいえば冷却水管が破損されるということも含めて考えなきゃいけない。そういう深刻な問題を持っているということを考えて、しかし、その対策をちゃんととらなかったら、例えば、原子炉停止に時間がおくれ、崩壊熱除去の取水槽の水量が不足してしまったときは、これは私、余り大げさに物を言うつもりはないんですが、しかし、最悪の場合というのは、常にこういうものは考えなきゃいけませんから、最悪の場合には、崩壊熱が除去できなければ、これは炉心溶融であるとか水蒸気爆発であるとか水素爆発であるとか、要するに、どんな場合にもチェルノブイリに近いことを想定して対策をきちんきちんととらなければいけないと思うんです。最悪の場合は、崩壊熱が除去できなかったら、そういうことになり得るわけでしょう。

広瀬政府参考人 原子炉施設の場合でございますが、まず、BWR、沸騰水型の場合には、原子炉停止時冷却系で原子炉の崩壊熱を除去いたします。これは、原子炉から出てまいります水蒸気を用いて、蒸気タービンで原子炉隔離時冷却ポンプを動かしまして、サプレッションプールの水で冷却をするというやり方で、これが機能すると考えております。また、加圧水型原子炉の場合も、同様な形で補助給水系を稼働させて原子炉の崩壊熱を除去できるというふうに考えております。

吉井分科員 要するに、おっしゃったタービンを回す冷却系が、それ自身を冷却するのに冷却用の海水を使うわけですよね。それが失われてしまうということは、これはそもそも、その冷却機能が失われるということになるんです。とめた場合は比較的早くにその冷却水量は少し要らなくなったとしても、今度は内部の崩壊熱除去にそれは必要になってくるわけです。内部の崩壊熱の除去の分が一分間六十トンということで、これが失われてきたりすると、やはり深刻な問題になるわけですね。
 だから、最悪の場合は炉心溶融とか起こり得るということを念頭に置いて対策を考えなきゃいけないと思うんですが、そのことは一応念頭に置いての対策を考えるんですね。

広瀬政府参考人 先ほど申し上げました蒸気タービンといいますのは、発電系のタービンではなくて原子炉隔離時冷却系のポンプを動かすタービンでございますので、そのタービンで補助原子炉隔離時冷却系を作動させるということになっております。原子炉の安全性のためには、停止した場合に崩壊熱を除去するということを第一に考えて対応することが重要だと考えております。

吉井分科員 ですから、原子炉をとめるまでも、とめてからも、その冷却をする冷却系が喪失するというのが、津波による、引き波による問題なんです。
 あわせて、大規模地震が起こった直後の話ですと、大規模地震によってバックアップ電源の送電系統が破壊されるということがありますから、今おっしゃっておられる、循環させるポンプ機能そのものが失われるということも考えなきゃいけない。その場合には、炉心溶融という心配も出てくるということをきちんと頭に置いた対策をどう組み立てるのかということを考えなきゃいけないということだけ申し上げて。

----------- 引用ここまで -----------

吉井議員の質疑全文


■IAEA(国際原子力機関)も指摘していた。

3月18日のYAHOOニュースより

--------- 引用開始 ---------

2011年3月16日、内部告発サイト「ウィキリークス」が15日に公表した資料によると、国際原子力機関(IAEA)が2008年、日本の原発は大地震があった場合、極めて深刻な事態に陥ると警告していながら、日本側に重視されなかったことが分かった。

--------- 引用ここまで ---------



前回日記に書いたのは、被災者の救援活動を今回の震災とは何の関係もない普天間基地問題に利用する米軍の広報に対してだった。これに対して琉球新報が社説で意義をとなえた。

今回は、原子炉の設置許可の安全審査、防災対策、行政庁への監視・監査の権限を与えられている原子力安全委員会の委員長の発言だ。上記の事実を知らないはずがない。それどころか指摘を受けるたびに「安全だ」と繰り返してきたのではなかったか。その責任者が今さら「予想外の障害」はないだろう。

むろん、普天間基地の問題そのものについても、あるいは原発の存在そのものについても、世論が分かれているし、いろんな意見があることは知っている。僕も自分の意見を持っている。でもそれを今議論する気にはなれない。

ここで言いたいのは、どさくさにまぎれて事実を捻じ曲げるようなトップの発言は絶対許したらダメだってこと。もっとメディアもしっかり監視して報道してほしいと思う。

まあ、東京の「天罰」とか大阪の「天の恵み」はレベルが低すぎて相手にする気もないのだけど。
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名前 : てくてく
京都市在住の46歳、二人の子持ち。残業の多い普通の会社員です。
 「残業で平日に時間が取れないなら休日にやればいい」とハイキングを週末に楽しみながらダイエットも成功させてみようという「週末ダイエット」を2005年8月から開始。
 歩いた山の日記もこのブログで。京都市内から日帰りで行ける「北山」「比良」などが中心。テント泊や沢歩きにも手を広げ、特に芦生原生林の魅力にはまっています。アルプスの岩山に登るため、体力アップと減量のトレーニングで、ゆっくりですが走ることも始めました。
 ダイエットをがんばっている方、山歩きが趣味の方との相互リンク歓迎です。

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